英会話の非ネイティブ(ノンネイティブ)講師から学ぶメリットや注意点を解説

非ネイティブ講師について、このような悩みや疑問はありませんか?

「非ネイティブ講師とは?」

「非ネイティブから英語を学ぶメリットや注意点は?」

「子ども英会話はどっちを選ぶべき?」

本記事では、非ネイティブ講師から英会話を学ぶメリットや注意点について詳しく紹介します。

目次

英会話における非ネイティブ(ノンネイティブ)講師とは?

まずは、英会話における非ネイティブ講師について紹介します。

①そもそも非ネイティブスピーカーとは?

非ネイティブスピーカーとは、英語を第二言語として習得した人のことを指します。

一方で、英語を第一言語として子どもの頃から使用しているアメリカ人やイギリス人、オーストラリア人などはネイティブスピーカーです。

たとえば、日本人の第一言語は日本語ですので、英語を習得しても非ネイティブスピーカーです。

このように、英語が母国語ではない人のことを非ネイティブスピーカーやノンネイティブスピーカーと言います。

②英会話スクールの非ネイティブ講師の特徴

英会話スクールの非ネイティブ講師は、日本人やフィリピン人が多いです。

③非ネイティブ講師のレベルは低いのか?

非ネイティブ講師のレベルは決して低いということはありません。

非ネイティブ講師の多くはネイティブレベルで英語を話すことができます。

英会話スクールで非ネイティブ(ノンネイティブ)講師から学ぶメリット

英会話スクールで非ネイティブ講師から学ぶメリットは以下のとおりです。

  • レッスンの受講料金が安くなる
  • 英語学習者のつまずくポイントを理解している
  • 講師の人数が多いためレッスン予約が取りやすい

それぞれのメリットについて、詳しく紹介します。

①レッスンの受講料金が安くなる

オンライン英会話のレッスン料金は、ネイティブ講師よりも非ネイティブ講師のほうが安い傾向にあります。

世界には17.5億人ほど英語を話せる人がいると言われていますが、その中でネイティブは30%ほどと言われており、英語を話せる人の中でもネイティブスピーカーは一握りです。

そのため、日本のオンライン英会話スクールにおいても「英語が話せる人」よりも「ネイティブ」のほうが圧倒的に少ないことから、ネイティブ講師のレッスンの受講料は高額になりやすくなるのです。

②英語学習者のつまずくポイントを理解している

ネイティブは英語を勉強したことがありませんが、非ネイティブは英語を勉強して話せるようになった経験があるため、英語学習者のつまずきやすいポイントなどを理解しています。

そのため、レッスン中に間違いやすいポイントを強調してくれたり、ゆっくりと発音してくれたりと、学びやすい環境を作ってくれやすいです。

もちろん、ネイティブ講師も配慮はしてくれますが、非ネイティブにしか分からない部分もあります。

③​​講師の人数が多いためレッスン予約が取りやすい

オンライン英会話スクールはマンツーマンのことが多いため、数の少ないネイティブ講師は予約が取れないこともありますが、人数の多い非ネイティブ講師であれば予約が取りやすいです。

英会話スクールで非ネイティブ(ノンネイティブ)講師から学ぶときの注意点

英会話スクールで非ネイティブ講師から学ぶときの注意点は以下のとおりです。

  • 発音を学ぶことが難しい
  • ネイティブの文化や感覚を知ることができない

それぞれの注意点について、詳しく紹介します。

①発音を学ぶことが難しい

英語の発音にはアクセントやイントネーションなどの要素がありますが、非ネイティブスピーカー講師は母国語に引っ張られて無意識のうちに訛っていたり、間違った発音をしている場合があります。

もちろん、発音が多少異なっているくらいであれば問題なく英語を話すことができますが、間違った発音で覚えてしまうと直すことが難しくなってしまいます。

そのため、正しい発音を学びたいのであれば、ネイティブスピーカー講師を選ぶことがおすすめです。

②ネイティブの文化や感覚を知ることができない

言語にはネイティブしか分からない文化の背景や感覚がありますが、非ネイティブ講師からはそのようなことを学ぶことは難しいです。

たとえば、日本人は「空気を読むこと」や「周囲に気遣いをする」などを重んじる傾向にあるため、言葉遣いにも大きく反映されるため、遊びに誘われたときに断り文句として「行けたらいくね」というフレーズが使用されます。

このように、文化的な背景から言葉を使うことは英語でもあり、それはネイティブにしか分からない感覚なのです。

子どものオンライン英会話はネイティブと非ネイティブのどっちを選ぶべき?

子どものオンライン英会話でネイティブを選ぶべきケースと非ネイティブを選ぶべきケースをそれぞれ紹介します。

①子どものオンライン英会話でネイティブ講師を選ぶべきケース

幼少期から英語を学ぶ場合はネイティブ講師を選ぶほうが発音やリスニング力が上達しやすいです。

というのも、子どもは英語の発音を聞く力に優れているため、日本人が聞き取りにくいLとRの発音などを聞き分ける脳を作ることができたり、英語を日本語に変換せずに理解できる能力をつけることができます。

これを「英語脳」と言いますが、英語脳を作るときはできる限り訛りやクセのないネイティブから学ぶことがおすすめです。

②子どものオンライン英会話で非ネイティブ講師を選ぶべきケース

一般的に英語を学ぶのであれば、非ネイティブ講師で問題ありません。

なかでも、英検対策や入学試験対策、文法対策などは非ネイティブのほうが良い場合も多いです。

英会話の非ネイティブ(ノンネイティブ)講師に関するよくある質問

英会話の非ネイティブ講師に関するよくある質問をQ&A形式で紹介します。

Q1.英検一級はネイティブレベルですか?

英検一級はネイティブレベルと言われてます。

TOEICの点数に換算すると945点以上と言われており、世界共通で言語能力を評価するCEFR(Common European Framework of Reference for Languages)という国際規格では、上から二番目に高い評価である「C1」という評価と同等の基準となっています。

(参照:文部科学省「英語力評価及び入学者選抜における英語の資格・検定試験の活用について 基礎資料2」)

Q2.ネイティブレベルとはどのくらいですか?

ネイティブレベルとは、英語を母国とする人と同じ程度まで話せるようになることです。

TOEICで換算すると900点以上がネイティブレベルと言われることが多いです。

まとめ

本記事では、非ネイティブ講師から英会話を学ぶメリットや注意点について詳しく紹介しました。

オンライン英会話にはネイティブと非ネイティブの2種類の講師が在籍しており、なんとなくのイメージでネイティブのほうが英語学習には適してると考えられがちですが、それぞれの違ったメリットがあるため、ご自身に適した講師を選ぶことが大切です。

また、英語はネイティブに週1回レッスンを受けるのと、非ネイティブから週3回レッスンを受けるのだと、圧倒的に後者のほうが上達が早くなるため、英語に触れる機会が多いほうを選ぶこともおすすめです。

ぜひ本記事を参考にして、オンライン英会話の講師についてチェックしてみてください。

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