ネイティブ講師とは?子どもが英会話で学ぶメリットや注意点を紹介

英会話の講師について、このような悩みや疑問はありませんか?

「そもそもネイティブ講師って何?」

「ネイティブから学ぶメリットや注意点は?」

「ネイティブが在籍する子ども向けのオンライン英会話スクールを知りたい」

本記事では、英会話でネイティブ講師から学ぶメリットや注意点、おすすめオンライン英会話スクールの比較などを紹介します。

目次

英会話のネイティブ講師とは?

まずは英会話スクールにおけるネイティブ講師の概要や種類を紹介します。

①ネイティブ講師とは?

ネイティブ講師とは、英語を母国とする講師の総称です。

英語圏の国は世界中に多く存在しており、アメリカやイギリス、オーストリア、カナダ、ニュージーランド、香港、シンガポールなどが代表的となります。

ほかにも、ドイツやフィリピン、マレーシア、ミャンマー、ブラジルなどの英語圏の国はネイティブレベルの方も多く、日本の英会話教室でネイティブ講師として在籍していることも多いです。

②ネイティブ講師の基準

ネイティブ講師の基準は英会話教室によっても異なりますが、一般的にはCEFR(Common European Framework of Reference for Languages)という国際規格が用いられます。

CEFR(セファール)は日本語で「ヨーロッパ言語共通参照枠」と言われ、世界共通の基準で言語能力を評価されるため、日本の英会話教室でも活用されることが増えています。

CEFRは段階で評価され、レベルが高い順にC2>C1>B2>B1>A2>A1というレベル分けです。

英会話教室のネイティブ講師として教える場合、C2・C1・B2の基準を満たしている場合が多く、CEFR以外にも指導経験を求めるケースもあります。

子どもの英会話をネイティブ講師から学ぶメリット

子どもの英会話をネイティブ講師から学ぶメリットは以下のとおりです。

  • ネイティブの発音を学べる
  • 英語圏の文化に触れることができる
  • スラングやトレンドを学ぶことができる

それぞれのメリットについて、詳しく紹介します。

①ネイティブの発音を学べる

ネイティブ講師から英語を学ぶ最大のメリットは、ネイティブの発音を学べることでしょう。

日本人講師の場合、どうしてもネイティブとは異なる発音になってしまうこともあります。

また、ネイティブ講師とコミュニケーションを取るなかで、ネイティブの発音に慣れることができることも大きなメリットです。

②英語圏の文化に触れることができる

同じ英語でもアメリカ英語とイギリス英語では表現が異なることも多く、それぞれの英語圏の文化に触れることができます。

英語を学ぶうえで英語圏の文化を理解することは非常に大切で、ネイティブ講師からはどのような意図で表現が選ばれているのか、などの文化的な側面を学ぶこともできるのです。

③スラングやトレンドを学ぶことができる

日本にも英語教材は存在しますが、英語は常に進化し続けているため、教科書に載っているフレーズが今も英語圏で使われているとは限りません。

たとえば、日本では必ず習う「much the best(much+最上級)」という文法はネイティブは絶対に使わない文法です。

このように、日本の英語とネイティブの英語は異なる部分や時代とともに変化したものもありますが、英語を使って生活しているネイティブからは、スラングやトレンドを学ぶことができます。

子どもの英会話をネイティブ講師から学ぶときの注意点

子どもの英会話をネイティブ講師から学ぶときの注意点は以下のとおりです。

  • 日本人にとって難しいポイントを理解していないことがある
  • 講師とコミュニケーションが取りにくいことがある
  • 正しい文法を理解していないことがある

それぞれの注意点について、詳しく紹介します。

①日本人にとって難しいポイントを理解していないことがある

ネイティブ講師は生まれたときから英語を使って生活しているため、「英語を勉強として学ぶ」ということを経験していません。

そのため、英語をこれから学ぶ日本人がどのような部分でつまづきやすいのか、難しいと感じるのかなどを理解していない可能性があります。

子どもを担当するネイティブ講師は日本人に教えたことのある経験が長い講師が多いため、それほど心配する必要はありませんが、念のためチェックしておきましょう。

②講師とコミュニケーションが取りにくいことがある

ネイティブ講師に質問したいときなど、英語を使ってコミュニケーションを取る必要があるため、うまく自分の意見を伝えられないこともあります。

③正しい文法を理解していないことがある

ネイティブは感覚的に英語を話しているため、正しい文法を理解していないこともあります。

そのため、日本の試験に向けて正しい文法を学びたい方は日本人講師のほうが向いている場合もあります。

ネイティブ講師が在籍する子どもにおすすめのオンライン英会話スクール

ネイティブ講師が在籍する子どもにおすすめのオンライン英会話スクールには以下のようなものがあります。

  • Cambly Kids(キャンブリーキッズ)
  • ECCオンラインKids
  • 産経オンライン英会話Plus

それぞれのオンライン英会話スクールについて、詳しく紹介します。

①Cambly Kids(キャンブリーキッズ)

Cambly Kidsは、4歳〜15歳の子どもを対象としたオンライン英会話スクールです。

ネイティブ講師の質が非常に高く、アメリカやイギリスの有名大学出身の講師も多く、講師の評価もホームページから確認することができます。

②ECCオンラインKids

ECCオンラインKidsは、3歳〜15歳を対象としたオンライン英会話スクールです。

ネイティブ講師が担当するのは小学生以上ですが、ISO29993(公式学習教育外サービス)という国際規格を取得している質の高いサービスが受けられます。

③産経オンライン英会話Plus

産経オンライン英会話Plusには、3歳から受講できるKIDSコースが用意されています。

TEFL(日本のように英語を母国語としない人に教える英語教授法プログラム)を修了している講師も多いため、子どもでも安心して受講することができます。

英会話のネイティブ講師に関するよくある質問

英会話のネイティブ講師に関するよくある質問をQ&A形式で紹介します。

Q1.ネイティブ講師とフィリピン講師は何が違いますか?

フィリピンではタガログ語と英語が公用語として使用されていますが、訛りがあるとされていることや、そもそもネイティブではない場合があるため区別されることがあります。

ネイティブ講師はアメリカやイギリスなど英語が第一言語として使用されている地域の講師を指す場合が多いです。

まとめ|子どもの英語学習はネイティブ講師がおすすめ!

本記事では、英会話でネイティブ講師から学ぶメリットや注意点、おすすめオンライン英会話スクールの比較などを紹介しました。

子どもは英語を吸収しやすい期間ですので、可能な限り生きた英語をネイティブから学ぶことがおすすめです。

「英検に合格したい」「入試対策をしたい」などの目的の場合は日本人講師から学ぶほうがいい場合もありますが、将来的に英語を話せるようになってほしいという場合はネイティブ講師を選ぶほうがメリットが大きいでしょう。

ぜひ本記事を参考にして、子どもの英会話スクール選びをしてみてください。

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